
西南学院高等学校 外観写真
アーリークロスは、西南学院高等学校にて、2025年12月5日(金)~18日(金)の10日間、家庭科の授業の一環として金融教育を実施した。受講対象は高校1年生の全生徒で、講師はアーリークロスの社員が務めた。同取り組みは今回で通算3回目となる。
近年、若年層を中心に投資や資産形成への関心が高まる一方で、金融に関する知識や判断力を体系的に学ぶ機会の重要性が指摘されている。アーリークロスでは、金融を「特別な知識」ではなく「生活に密接したもの」として考え、子供たちが将来に向けて必要なお金の考え方や使い方を身につけることを目的に、これまでも様々な活動を行ってきた。
今回の取り組みも学校教育と連携し、高校生の段階からお金について考える力を育み、状況に応じて活用・判断する力を養うことで、将来に向けてお金と主体的に向き合う基礎を身に着けることを目的に実施した。
金融教育の実施背景
文部科学省が定める現在の高等学校学習指導要領では、家庭科の授業において、生活設計や家計管理、資産形成など「お金と生活の関係」を学ぶことが求められている。成年年齢の引き下げや、将来の自立した生活を見据え、高校生の段階から金融について考え、適切な判断力を身につけることが、教育現場で重要視されている。
こうした背景を踏まえ、今回の金融教育は、アーリークロスと西南学院高等学校が協力し、日常生活や将来に直結する金融の基礎を学ぶ機会を提供するために実施された。
生徒自身が考える時間を大切にした授業構成
今回、家庭科のカリキュラムと連動し、日常生活や将来設計と深く関わる「お金」をテーマに、お金の役割と社会とのつながり、収入・支出・貯蓄の基本的な考え方、ライフプランと資産形成の関係、投資を含む金融との向き合い方の内容を中心に、座学だけではなく対話型のディスカッションを含めた講義を行った。
一方的な知識提供に留まらず、身近な事例や双方向の問いかけを交えながら、生徒自身が考える時間を大切にした授業構成とした。
授業後のアンケート

※授業後アンケートより集計(n=各回回答数)
過去3回の授業後に実施したアンケートでは、3回連続で96%以上の生徒が授業を「良かった」と評価。

※授業後アンケートより集計(複数回答可) ※「備える・守る(リスク・トラブル)」は、「借りる」「金融トラブル」「社会保険・民間保険」を含む
また、「特に興味を持ったテーマ」としては、「貯める・増やす(資産形成)」が2年連続で最も多く選ばれ、多くの生徒が将来の生活とお金の関係に関心を示した。

※授業後アンケートより集計 ※「役立てられる」「部分的に役立てられる」の合計割合
自由記述では、金融に対する意識の変化を示す声が多く寄せられたという。

※授業後アンケートより集計 ※「相談したい」「部分的に相談したい」の合計割合
さらに、「投資について家族や周囲と相談しようと思うか」という設問に対しても、約95%の生徒が「相談したい」「部分的に相談したい」と前向きな回答を示した。
金融教育の重要性
日本総合研究所の分析によると、若年層において株式や投資信託などのリスク性資産の保有経験者が増加傾向にあることが示されています。背景には、つみたてNISAの普及やデジタル投資環境の整備などがあり、若年層の投資行動の裾野が広がりつつあると分析されている(※1)。
一方、投資信託協会が実施したZ世代調査(18〜34歳)では、投資に対する認知や関心は一定程度存在するものの、実際の投資行動に移る割合が低くなる傾向が示されている(※2)。これは、知識や判断力に不安がある層がいる可能性を示唆している。
これらの調査結果から、若い段階で金融を正しく学び、自ら考え判断する力を身につけることが、将来の意思決定の基盤になるとアーリークロスは考えているという。
アーリークロスについて
アーリークロスは、福岡県福岡市に本社を置く企業。企業型確定拠出年金制度の導入支援および、確定拠出年金制度に係る運営管理業務を事業内容としている。
この機会に、アーリークロスの事業や取り組みについてチェックしてみては。
アーリークロス 公式HP:https://www.early-cross.com/
※1 日本総合研究所.2024年「若年層における投資拡大の背景と今後の課題~中長期的な資産形成に向けて金融経済教育の拡充を~」:https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=108262
※2 投資信託協会.2025.:https://www.toushin.or.jp/statistics/report/21386
※ 確定拠出年金運営管理機関 登録番号:821
(ソルトピーチ)